頼富 敦子

作品を作るとき、直接手で描く方法だと向き合う相手は自分だけですが、版画はそれに「版」が加わります。 技術の未熟さもあり、刷り上がったものが「そう来たか！」と思うような予想外のものになることも多々あります。 それに対し、また次の版を考えるのですが、そのプロセスが版との対話のようにも感じられ、制作の楽しさにも繋がっています。

1968年/東京都出身
1991年/多摩美術大学油画科版画専攻卒業
1995年/多摩美術大学大学院版画専攻修士課程卒業

個展

1996年　世田谷美術館区民ギャラリー
       ギャラリートーニチ(新宿）（99,00,02)
1997年　ギャラリー伸（銀座）
2004年　十一月画廊（銀座）（06,08）
2009年　オガワカフェ（三鷹台）　

ATSUKO YORITOMI

When I make works, if I draw them by hand directly, I'll face just myself, but if print, a plate will be added.
There are many times when I feel my skill immature, and the printed works will be unexpeced.
I'll try to think of a new plate against it, but I can feel the process is like a talk with it, which will connect with fun of production.

EXHIBITIONS